今日も明日もラーメン食って映画を見る

贅沢は言わないから毎日映画を見たい。あとラーメン食いたい

『マトリックス』3部作感想。好きなキャラはタンクです

映画マトリックスを一言で表すのなら

「名前は知っているけれど観たことがない映画」である。

そんなのマトリックスに限らないんだけど。

 


ところで、映画には賞味期限ってあると思います?

スターウォーズエピソード4は今観るとかなりキツイ。

いや物語じゃなくて映像が。

あの場面転換のたびに…なんていうの?名称がわからないけど、切り替わる演出というかアニメーションというか。

あれがツライ。いちいち現実に戻される。興ざめだ。

当時はあれ、どういう意図というか効果があったんだろう?

単に作り物感が強まるだけでしかないと思うのだけど。

 


……話がそれた。

これはマトリックスの感想です。


 

 


マトリックス

この作品は20年以上経っても面白い!

 電話回線からしか現実世界に戻れない(ってことだよね??)のも一周まわって実にオシャレ。

 終盤どうやって決着つけるのかドキドキしてたら本作では終わらなくて、そこも含めて最後まで楽しめました。(一話完結だと思ってた)

 

「道を知ることと 実際に歩むことは違う」

 

うーむ。名台詞。

 


マトリックスリローデッド

イチオシキャラだったタンクが登場しない! 

どうしちゃったんだタンク!? 

アクションやバトルが派手になったが説明も増えてちょっとややこしくなった印象。

評議会って人数多すぎでは??

高速道路逆走バイクにただ黙って乗っていたキー・メーカーの肝っ玉には驚き。

 

マトリックスレボリューションズ
人の体を乗っ取って現実世界にまで出て来るエージェントスミスが怖すぎ。

増える!光る!
パワードスーツみたいなメカで戦うも弾の補充は人力で、敵機械が飛び交う中をサポート要員が走り抜けて弾丸を届けなくてはいけないザイオンでのバトルは緊張感があった。

アニメ版は詳しくないけれど…『ドラゴンボール超 ブロリー』感想

マンガのドラゴンボールは大好きで何度も読み返しているけれど
アニメはあまり観た事がない。
特に『GT』以降のオリジナルストーリーはサッパリで、『超』も詳しくは知らない。
でもこの『ドラゴンボール超 ブロリー』は高評価と聞き、観てみた。

 

結論。
ブロリーさんは殆ど通常状態、せいぜいせいぜいスーパーサイヤ人までで頑張っているのに
悟空とベジータは赤くなったり青くなったり、あげくフュージョンで合体するのズルくない??

『シェフ』感想。子供のころキャンピングカー暮らしに憧れてた事を思い出した


面白いという事は何となく知っていた映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」視聴。
オーナーと衝突し店を辞めた一流シェフのカールがフードトラックを始めるお話。

結論を言ってしまうと、実に!面白かった!
音楽と料理ってなんで親和性が高いんだろうね?
どちらも人生に必要だから?


フードトラックと出会ったカールは仲間と息子と3人で旅をしながら
キューバサンドイッチを売り歩く。
車中の会話も車の旅も並んだお客さんもサンドイッチの調理シーンも
どれも楽しい。

 

食後に観てもお腹が空く、そして満腹以上に満腹になれるハッピーな映画だった。
自分のやりたい事は本当にここじゃなきゃ出来ないのか悩んでいる人にもオススメ。

 

すげぇよ兄貴!『プレーム兄貴、王になる』感想

試写会にて鑑賞。

王女様の事が大好きな貧乏役者のプレームの兄貴が親しみやすさ全開の下町パワーで拗れた王国関係者の関係を良好にしていくハートフルムービー。
庶民と王族の2人、見た目が瓜二つで入れ替わるという定番の物語ながらアニキは良い奴・王子は人格的にアレな人物なので入れ替わり後にみるみる好転していく王国の人間関係が非常に面白い。

■幸福感がすげぇ
インド映画ならではの歌もダンスも素晴らしく、兄貴の人柄も爽快で楽しくて途中から頬が緩みっぱなし。
めっちゃニヤけて観ていたので表情筋が少し痛くなる程。
この映画の唯一の弱点は164分という上映時間の長さかな。
いや164分も幸福感に浸れるのならむしろアリなのかもしれない。

■兄貴のダンスすげぇ
インド映画の歌って踊るシーンが好きだけどちょっと長いんだよな…という人にも本作はお勧め。
『踊るマハラジャ』や『ロボット』や『マガディーラ』は1つのダンスパートが5分くらいあって楽しいが「まだ続くの?」となった事があったが、兄貴のダンスは飽きずに楽しめる適度な長さだった。

■3大カーンすげぇ
インド映画で最も影響力のある3人、それが3大カーン。
なにそれカッコいい。
本作でプレーム兄貴を演じたサルマン・カーンはあの肉体、若々しさで54歳だとか。
氏の出演作、日本では『バジュランギおじさんと、小さな迷子』が有名だそうで。
今度観てみようっと。

■インド映画すげぇ
本映画のフライヤー裏に書かれていた「インドの映画年間製作本数2000本」は前に別のインド映画の試写会でも聞いた話で、その時も非常に驚いた記憶がある。
一日5本観ても一年で観きれない数が作られているとは…いやそもそも全部観る必要はないのだが。
しかしそれだけの本数があれば映画のレベルもガンガン上がっていくんじゃないかなぁ…と思う。
また面白いインド映画が観れる事を期待。

劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー

現在放送中のスーパー戦隊『騎士竜戦隊リュウソウジャー』と前作の
怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の共演映画。

ルパパトはここ最近で最もハマれた戦隊だったので、
久しぶりの出演作が楽しみすぎて初日(2/8)の朝一に映画館へ行ってきた。


■ギャングラーの設定ってすげぇ
本映画を観て改めて感じたのはルパパトの「敵を倒すと金庫の中身を失う」という設定の素晴らしさ。
ルパパトの敵・ギャングラーは体に金庫を持っていて、中に入れているアイテムの能力を使用できる。
(ルパパトでは金庫の中身の『ルパンコレクション』を回収する事が目的だった)

今回の敵ガニマはこのギャングラーの残党なのだがなんと歴代最多の金庫5つ持ち。
しかも金庫の中身は騎士竜、リュウソウジャーのパートナーの恐竜メカなのである。

騎士竜を助ける前にガニマを倒せない。
まず金庫を開けて中身を取り出す事が必須であり、「ただ敵を倒せばいいわけではない」という制限がルパパトのバトルに深みを与えていたんだなぁ。

さらに、ガニマのように強敵になると金庫の数が多くなる。
つまり敵の強さが見た目(金庫の数)で分かるのだ。

ルパパト、やっぱ凄いよ。


※この金庫、複数ある場合は『同時に開錠しないと開かない』というルールまである。
ルパンレンジャーが金庫を開く為に使うアイテム「ダイヤルファイター」は決まった数しかないので、もしそれを上回る金庫を持った敵が出てきていたら詰んでいたわけで。
ギャングラーの恐ろしさも再度実感できた。




■タイトルも長いが密度も濃い
このシリーズは異なる戦隊の誰と誰が絡むのかが楽しみの一つ。
今回は3戦隊で13人のヒーローと1人の関係者が登場。

レッド同士の絡みは当然として、堅物頑固な圭一郎&バンバ、
リュウソウとルパパトの2作品を繋ぐ社交性抜群のノエル、
訳アリ感を漂わせる透真とつかさにうろたえる婚活カナロ、
妹ポジションから一転、お姉さんの雰囲気を放つ初美花&真の妹キャラであるオトちゃんなどが楽しめた。

共演以外にも圭一郎と魁利や咲也と初美花など『TVシリーズのその後』が垣間見えるのも良かった。




■まとめ
上映時間は60分程度かな?
ロボ戦がないとはいえ、この尺でよくぞこれだけ詰め込んでくれたとお礼を言いたくなる。
そんな大感謝映画だった。
ルパパトの皆が揃って出演する作品はもうないかもしれないが、
いつかまたスーパー戦隊シリーズに登場して欲しいと思う。いやしてくださいホント。待ってます。

週末に一人でサム・ロックウェル祭りを開催した話

映画『ジョジョ・ラビット』を観た。
twitter上での反応も良いようで、公開以降の数日間はTLで一番多く見た名前は間違いなくサム・ロックウェルだった。
実は他にサム・ロックウェルの出演映画を観た事がなく。
しかしあまりに名前を見たのでなんだか気になってしまい、氏の出演映画を数本観てみる事に。


■『ジョジョ・ラビット』のサム・ロックウェル
僕のサム・ロックウェルはここから。
やる気がなさそうで飄々としているも映画を観る僕らと主人公の少年ジョジョに"大人の姿"を見せてくれた軍人。
軍服姿でカッコ良さ数割増し。

■『リチャード・ジュエル』のサム・ロックウェル
公園に仕掛けられた爆弾を発見し多くの人命を救った"英雄"が一転して容疑者にされてしまう映画。
本作のサム・ロックウェルは主人公を助ける弁護士役。
時に厳しく時に優しく。
ラフなハーパン姿からスーツへのギャップ萌えチェンジも披露。

■『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェル
娘を殺された母親は一向に進まぬ殺人事件の捜査に苛立ち警察を非難するような広告を出すが、これが物議を醸す。
本作のサム・ロックウェルは小さな町の警察官。
差別主義でガラが悪く、権力を笠に着る嫌な奴…では終わらない。

■『バッド・バディ』のサム・ロックウェル
男運最悪のマーサが出会った理想の男。しかしその正体は…。
本作のサム・ロックウェルは凄腕の殺し屋。
軽い性格で口数も多いが裏表はなく直球の愛情表現が魅力的。
踊るように相手をヒットするバトルシーンもカッコいい。

■『セブン・サイコパス』のサム・ロックウェル
映画の脚本執筆のために出された「サイコパス募集」広告。そして本当にやってくるイカれた奴ら!
本作のサム・ロックウェルは一際ヤバいサイコパス
実に良いイカれ具合だった。あいつ何でいきなり撃つの?

■『グリーンマイル』のサム・ロックウェル
刑務所で出会った奇跡の力を持つ男と看守ポール。 閉鎖感と緊張感が続くシリアスな展開の中で突然挿入されるファンタジー要素が好きになれるか否かが肝。 本作のサム・ロックウェルは人の神経を逆撫でしまくる不愉快極まりない死刑囚。
ここまでムカつくキャラを演じる力は凄いが、初サムがこの作品だったら好きにはなれなかったかもしれない。
サム・ロックウェルの生尻が見れるのもポイント。あと長い。上映時間3時間。

■結論
たった6作品を観ただけだが演じるキャラの豊富さに驚いた。
次は『月に囚われた男』を観てみたい。

『HiGH&LOW』TVシリーズ全20話の感想

というわけでTV版全20話を鑑賞したのでざっくりとだが感想を挙げておく。

 

■シーズン1
登場人物が多い事は知っていたが本当に多い。
最初は困惑したが把握後は一気に面白くなった。
いきなり劇場版を鑑賞したためその存在の奇異さに混乱した『無名街』もようやく把握。 いやなんでこんな街が存在するのかTVシリーズだけでは分からないのだが。
OPで毎回デカい顔している琥珀サンや雨宮兄弟が殆ど話に絡んでこないので、彼らはまさに『名前や実績は知っているがどんな人物かは分からない』、 ヤンキー達の伝説の先輩の如くだな。苺美瑠狂は癒やし。


■シーズン2
前半はムゲンの過去話。OPでデカい顔をしていたムゲンの人たちの事がようやく分かる。
しかしメンバーが新しい夢や目標に向かって進む中、チーム大好き琥珀サンはその状況に一人で拗ねて周りを困らせていく…。
てかこの人って何歳の設定なの?ガキすぎない?残念だがあまり共感できなかった。
苺美瑠狂は人数が増えて癒し度もUP。
鬼邪高校の村山と轟のバトルがアツい。


■結論
メイン5チームの中ではWhite Rascalsが最も好感度が高かった。
店内の取引に我関せずなのはアレだけど、ちゃんと商売しているしチームカラーの白を着る理由も女性を守るという信条もカッコいい。
ガソリンスタンドで雑誌読んでいるシーンしか出てこない、働いているのか否か不明な主人公コブラや20代で高校生という親のスネかじっているとしか思えない鬼邪高校の連中よりも社会人しているラスカルズは立派だ。
ていうかこの人たち何でSWORD地区の勢力争いとかやってるの?
他チームの縄張り奪ってお店の2号店でも出店したいの??