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劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー

現在放送中のスーパー戦隊『騎士竜戦隊リュウソウジャー』と前作の
怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の共演映画。

ルパパトはここ最近で最もハマれた戦隊だったので、
久しぶりの出演作が楽しみすぎて初日(2/8)の朝一に映画館へ行ってきた。


■ギャングラーの設定ってすげぇ
本映画を観て改めて感じたのはルパパトの「敵を倒すと金庫の中身を失う」という設定の素晴らしさ。
ルパパトの敵・ギャングラーは体に金庫を持っていて、中に入れているアイテムの能力を使用できる。
(ルパパトでは金庫の中身の『ルパンコレクション』を回収する事が目的だった)

今回の敵ガニマはこのギャングラーの残党なのだがなんと歴代最多の金庫5つ持ち。
しかも金庫の中身は騎士竜、リュウソウジャーのパートナーの恐竜メカなのである。

騎士竜を助ける前にガニマを倒せない。
まず金庫を開けて中身を取り出す事が必須であり、「ただ敵を倒せばいいわけではない」という制限がルパパトのバトルに深みを与えていたんだなぁ。

さらに、ガニマのように強敵になると金庫の数が多くなる。
つまり敵の強さが見た目(金庫の数)で分かるのだ。

ルパパト、やっぱ凄いよ。


※この金庫、複数ある場合は『同時に開錠しないと開かない』というルールまである。
ルパンレンジャーが金庫を開く為に使うアイテム「ダイヤルファイター」は決まった数しかないので、もしそれを上回る金庫を持った敵が出てきていたら詰んでいたわけで。
ギャングラーの恐ろしさも再度実感できた。




■タイトルも長いが密度も濃い
このシリーズは異なる戦隊の誰と誰が絡むのかが楽しみの一つ。
今回は3戦隊で13人のヒーローと1人の関係者が登場。

レッド同士の絡みは当然として、堅物頑固な圭一郎&バンバ、
リュウソウとルパパトの2作品を繋ぐ社交性抜群のノエル、
訳アリ感を漂わせる透真とつかさにうろたえる婚活カナロ、
妹ポジションから一転、お姉さんの雰囲気を放つ初美花&真の妹キャラであるオトちゃんなどが楽しめた。

共演以外にも圭一郎と魁利や咲也と初美花など『TVシリーズのその後』が垣間見えるのも良かった。




■まとめ
上映時間は60分程度かな?
ロボ戦がないとはいえ、この尺でよくぞこれだけ詰め込んでくれたとお礼を言いたくなる。
そんな大感謝映画だった。
ルパパトの皆が揃って出演する作品はもうないかもしれないが、
いつかまたスーパー戦隊シリーズに登場して欲しいと思う。いやしてくださいホント。待ってます。